僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
- 作者: 木暮太一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/26
- メディア: 新書
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明日からの働く意識が変わる一冊。
・給料とは、その労力を回復させるだけに必要な費用。明日も同じ仕事をするための必要経費。
必要経費は年齢とともに上がって行く。家族、住宅、etc...
・原材料や機材費は価値が変動しない。新たな価値を付け加えられるのは、労働者のみ。
・労働力を消費するのではなく、投資する
単純な使いっ走りの仕事をするにしても、労働力をただの消費ではなく、投資として、そこから何を得られるか意識して仕事をする。
・仕事に興味をもつ
仕事を楽しもうというのは、遊びのようにワイワイやろうということではなく、「仕事に興味を持って挑む」ということ。
・PLではなく、BS思考
資産を作る仕事を、今日どれだけやったかを毎日自分に問う。そして、自分の労働力の価値を積み上げて行く。
目先の利益も当然大事だが、長期的な視野をもって仕事をしようぜってことを、資本主義経済という構造を分析しながら、論理的に解説してくれています。まさに「使用価値」と「価値」が両方ある良書です。
本書で紹介されてた、こっちも読みたいですね。
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 新書
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星海社、武器としての教養という売りでやってますが、まさに良い本そろえてそう。出版社で本を選ぶってのも新しいよね。